医療の意思決定を支える枠組みは大きく変わりつつあります。20世紀後半に確立したEvidence-Based Medicine(EBM)は、「臨床経験と最良の外部エビデンスを統合して患者個別の診療に意思決定を行う」(Sackett et al., BMJ 1996)という考え方であり、その実践の場として診療ガイドラインが機能してきました。しかし今、診療ガイドラインは新たな問いに直面しています。「臨床効果は証明されているか(Can it work?)」「現実に効果があるか(Does it work?)」に加えて、「しかるべき価値があるか(Is it worth it?)」──すなわちValue-Based Medicine(VBM)の視点を、いかにガイドラインに統合するかという問いです。

── 会員限定コンテンツ ──

本項は会員の方のみご覧いただけます。 ログイン後、引き続き記事をお読みください。

https://medical-evidence.net/toroku/

ご不明な点は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

https://medical-evidence.net/contact/